- とりあえず投資を始めたいけど、どうすればいいのかわからない……
- 証券口座を作りたいけど、種類が多すぎて何を基準に選べばいいのか分からない
- 投資ってなんか怖いけど、大丈夫なの?
今回は、そんな疑問や悩みをお持ちの方に向けて、色々な媒体で勉強し、私が辿り着いた、おすすめの証券口座、投資先、そしてその理由を解説していきます
結論
まず初めに、私が辿り着いた結論からお伝えします
- 証券口座はネット証券口座を開設(楽天経済圏を活用したい方は楽天証券がおススメ)
- 投資はNISAと個人型確定拠出年金iDeCoを活用(節税効果大)
- NISA枠はつみたてNISAを選択
- 投資先はeMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)で長期投資(※これは年齢や個人の取れるリスク等々様々な要因で変動)
これを実践し、長期間継続出来れば、資産を年利5~8%の間で運用出来ます
では、下記でこれら方法の解説をしていきます
証券会社の選び方
投資をする為にまずしなければいけない事は、証券口座を開設することです
証券口座は証券会社等で申し込みをすれば開設することが出来ますが、とても数が多く、どこで開設すればいいのか分からないと思います
「とりあえず適当に証券口座を作ればいいか」と考えた方は少し待ってください
それは、とても危険な発想です
証券口座を選ぶ際に重要なことは各種手数料が業界最安値、取扱商品が豊富の2点です
そして、それらをふまえておススメ出来る証券会社は以下の2つです
- SBI証券
こちらは、国内人気NO1のネット証券会社で
特に特徴として
- 手数料業界最安値
- 取扱商品が豊富
という上記であげた重要なポイントを二つとも抑えています
現在国内最強の証券口座ですので、王道で行きたい方にはおススメになります
- 楽天証券
こちらは、言うまでもなく楽天の証券会社です
特徴として
- 手数料業界最安値(SBI証券と同等)
- 取扱商品が豊富(SBI証券よりはすこし少ない)
とSBI証券と遜色なく重要なポイントを押さえています
更に、楽天の証券で投資をすれば、楽天市場のポイント倍率が上がります
ですので、楽天経済圏を活用したいと考えている方は、こちらがおススメになります
以上、証券会社はこの二つのうちどれかを選択しておけば間違いはありません
少し補足として、証券口座を開設する際に、一般口座か特定口座かを選ばなければいけませんが、これは特定口座を選んでおいた方が無難です
何故かと言うと、投資で得た利益には税金がかかるのですが、特定口座であればそれが源泉徴収され、自動的に払ってくれるので、確定申告も不要になるからです
一般口座の場合は、利益や損益を自分で計算して、確定申告をしなければいけなくなるので、少し手間がかかると思います
なので、初心者の方は特定口座で開設されるのが良いと思います
NISAとiDeCoを活用(節税対策)
- NISAとは
投資は本来、運用益に対して一律20.315%の税金がかかります
これは100万円の利益を出しても20万円は税金で持っていかれるという計算になります
その運用益にかかる税金を免除してくれる制度がNISAになります
そして、現在NISAは三つの制度に分かれています
- 一般NISA
- つみたてNISA
- ジュニアNISA
これらの内、ジュニアNISAについては廃止が決まっていますので、解説は控えるとして、残りの二つの違いについて解説していきます
一般NISA | つみたてNISA | |
運用期間 | 5年(最長10年) | 20年間 |
取扱商品 | 個別株式・投資信託・REIT・ETF等々 | 投資信託(一般NISAより厳選されたもの)・ETF |
投資限度額 | 年間120万円、最大600万円 | 年間40万円、最大800万円 |
- 一般NISA
短期で幅広い取扱商品に多額(年間120万円)の投資が出来るのでハイリスクハイリターンで資産運用をしたいという方に向いています
- つみたてNISA
長期で厳選された優良投資信託やETFに少額で投資出来るのでミドルリスクミドルリターンで堅実に資産運用していきたいという方に向いています
私は、つみたてNISAの方をおススメします
何故なら、つみたてNISAの方は年額40万円分の枠を毎月少額づつ投資する事になり、それを20年間続ける事が出来るので、最後まで継続して続ける事が出来れば安定した資産運用が可能になるからです
それに対して、一般NISAは投資できる期間が短い事ので、安定した運用は難しくなるからです
投資で一番大事なメンタルは、途中で解約せず、相場が上がっても下がっても淡々と継続する事です
このメンタルさえ崩さなければ、資産運用は成功するでしょう
- iDeCo
iDeCoとは個人型確定拠出年金の制度のことです
これも投資の一種になるのですが、自分で自分の年金を運用していくようなイメージです
この制度の最大の特徴は、全額所得控除となり運用時も運用利益が非課税、そして受取時も一定定額までは非課税になるという点で、これはとても高い節税効果です
ちなみにiDeCoには限度額というものが決まっており会社員、公務員、自営業者でこれが変わってきます
会社員の場合
会社に企業年金が無い方
月額2万3,000円、年額27万6,000円
企業型確定拠出年金のみ加入の方
月額2万円、年額24万円
企業型確定拠出年金と厚生年金基金、確定給付企業年金に加入の方
月額1万2,000円、年額14万4,000円
厚生年金基金、確定給付企業年金に加入の方
月額1万2,000円、年額14万4,000円
公務員の場合
月額1万2,000円、年額14万4,000円
自営業者の場合
月額6万8,000円、年額81万6,000円
とこのような違いがあります
これは、節税の為にも、限度額いっぱいの投資しておく事をおススメします
投資先の選び方
投資は株式、債券と大きく分けると2つに分類する事が出来ます
違いとしては、株式の方はハイリスクハイリターン、債券の方はローリスクローリターンであるという点です
そして、本来はこの配分を個々人の状況に合わせて考える事がとても大事なのです
しかし、ここでは、この配分を考えるのが面倒という方向けに簡単に安定した運用が出来る方法をお伝えします
それは、株式を全世界の株式に分散投資し、長期間(15年以上)定期購入して(相場が暴落しても高騰しても)保持し続けるという方法です
これは、リスクを分散させたドルコスト平均法というものを効かせた投資方で、投資の世界では最も安定的な運用が出来る方法です
例えば全米の株式に投資していた場合、過去のどの時間軸、過去最悪の相場からつみたて投資を始めていたとしても、15年程続けていればプラスになっていたそうです
ですので、これを利用して株式でつみたて投資を長期間継続することが最も大事なのです
では、株式が良いのはわかったけど、具体的にどこに投資すればいいの?という話になると思いますが、それは世界中の株式に投資している投資信託を選べば大丈夫です
それが上記で取り上げたeMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)なのです
他にも、全世界株式に分散投資出来る投資信託はありますので好みで選べば良いと思います
以上です……とここで終わってもいいのですが、補足として自分で考えて投資信託を選ぶという方に伝えておきたい事があります
それは、投資信託選びで重要なことが2点であるということです
具体的に言うと
- 各種手数料の最安値の投資信託を選ぶ
- インデックスファンドを選ぶ
という事です
アクティブファンド、インデックスファンドの違い等については後日記事を書こうと考えていますが、とにかく手数料が安く各種指数に連動しているインデックスファンドの投資信託を選ぶ方が勝率が高くなります
まとめ
以上長々と解説してしましましたが、結論は最初に述べたとおりです
この記事を読んで少しでも参考にして頂ければ嬉しいです